おもちゃを片付けたいのなら…

おもちゃが散らかってイライラする。片づけても片づけても元通り。そんな毎日を過ごしているお母さんに、今日は少し耳の痛いことをお話しします。
「おもちゃが多い、子どもが片づけない」そう嘆く家に共通しているのは、収納が足りないことでも、子どもが片づけないことでもありません。
大人が、買いすぎているんです。子どもはお金を持って勝手に買ってきません。
500世帯以上のご家庭の片づけに関わってきて、これは確信を持って言えます。散らかる家の「入口」は、ほとんどの場合、親自身が握っています。
かくいうわたしもそうでした!!
知育というワードに弱く、SNSで見かけるたびに買っていました。「このおもちゃで賢くなるかも」という期待と、「新しいものを渡せばしばらく静かにいてくれるかも」という下心と…。だって、賢くなってほしいし、自分の時間も欲しいじゃないですか!!
しかしどちらもほぼ期待はずれに終わりました。おもちゃが増えても、新しいおもちゃに夢中になるのはその瞬間だけで、増えたおもちゃの片づけに使う時間だけが増えていくんですよね…。
相談に来るお母さんたちの話を聞いていると、おもちゃの入口はだいたい決まっています。
知育への期待で買ったもの。安かったから買ったもの。イヤイヤの場しのぎで買ったもの。もらい物、お下がり、パパがUFOキャッチャーでとってきたもの。それが積み重なると、おもちゃハウスになります。
大事な話です!
片づけの問題は、テクニックより先にマインドが9割です。
「どこに収納するか」を考える前に、「なぜ買ってしまうのか」を自分に問えるかどうか。そこが変わらないかぎり、整理収納グッズをどれだけ買っても、減らしても、部屋はまた元に戻ります。
「ダイエットしたい!」といっているのに甘いモノを食べまくっていたら痩せるわけがないですよね。
片づけもそれと一緒です。
「片づけたい!」と言いながらも増やしていたら、片付くわけがないのです…。
逆に言えば、親のマインドが変わると、家は変わります。
大人が「入口を見直す」意識を持つだけで、おもちゃは増えません。家が片づいた状態を保てるようになると、子どもも変わってきます。「片づいた状態」が当たり前の景色になるからです。子どもの片づけ習慣は、教えるより先に、環境が育てます。
散らかりにくい家は、収納上手な家ではなく、親のマインドが整っている家です。
おもちゃの量に悩んでいるなら、まず「なぜ自分は買ってしまうのか」を振り返るところから始めてみてください。そこに、片づく家への入口があります。
私の講座はママの片付けに特化した講座です。おもちゃのマインドについてもゴリゴリに書いています。大人の意識が変われば、子どもも必ず変わります!
「安易に買えなくなった」「何でも買い与えていた自分を抑えられるようになった」「大人がかわると子どもも変わりますね」そんな感想もたくさんいただいています。
「子どもが片づけない」それは大人のマインドで解決します。「片付けられる子になってほしい」そう思っている方は本気で向き合ってほしいです。

