子どものおもちゃが片付かない…夏休みに親子で始める片付け習慣

前回のブログにたくさん反響をいただきました!

夏休みだからこそ、お出かけだけではなく、おうちでしかできない体験もあると思っています。

その一つが、お子さんとのおもちゃの片付けです。

「せっかくの夏休みに片付け?」と思うかもしれませんが(笑)

私は、おもちゃの捨て活は部屋をきれいにすること以上に大切な意味があると思っています。

子どもとのおもちゃの片付けは「選ぶ力」を育てる時間

子どもと捨て活ってめちゃくちゃ面倒に感じると思うのですが、

私は、子どもと一緒におもちゃの片付けをすることは、生きる力を育てる時間だと思っています。

捨て活では、

「これはまだ遊ぶかな?」
「これは思い出だから残したい。」
「これはもういいかな。」

と、自分で考えて選びます。

何が好きなのか。

何を大切にしたいのか。

自分で決めて、その結果を受け入れる。

この積み重ねは、大人になってからも必要な力ですよね。

実は私自身、子どもの頃は周りに合わせることが多くて、「自分は何が好きなのか」をあまり考えてきませんでした。

だから外食でもメニュー選びにすごく迷っていたんです…(いつも夫を待たせていました笑)。

迷った結果、周りの人と同じものを注文して、「やっぱりあっちにしておけばよかったな…。」なんて後悔することもよくありました。

今思うと、自分で選ぶ経験が少なかったんですよね。

私は、判断力や決断力は、大人になって捨て活をしたからこそ身についた力だと思っています。

だから、おもちゃの捨て活も単なる片付けではありません。

子どもが「自分で選ぶ力」を育てる時間になると私は思っています。

親が片付けた方が早い。でも…

正直、親が散らかったおもちゃを片付けたり、勝手に処分した方が早いです(笑)

私も昔は、

「もう忘れているし、捨てちゃえー!」

なんて何度もやっていました…。

でも、その方法では子どもは「選ぶ経験」ができないんですよね。

モノと向き合うこともなければ、手放す経験もできません。

子どもは家の収納スペースが無限にあると思っています(笑)。

だから、「全部いる!」「全部残したい!」と言う子も少なくありません。

でも私は、それは全部が大切だからではなく、何が一番好きなのか、まだ分かっていない状態なのだと思っています。

「我が子は全部いるって言うから、どうすることもできません。」

そんな相談もよくいただきます。

だからこそ、全部いると言うお子さんほど、おもちゃの捨て活を通して、

「何が好き?」

「どれを残したい?」

と、自分の気持ちを知る時間をつくってあげることが必要です。

もちろん、親の思い通りには進まないのが子どもの捨て活です。

それでも私は、目先の片付けよりも、子どもが自分で考えて選べるようになることの方が、長い目で見ると価値が大きいと思っています。

夏休みにおすすめのおもちゃの片付けの始め方

「よし!全部やろう!」

と気合いを入れると、だいたいうまくいきません(笑)。

そこには親がコントロールできない子どもの事情があります。

だから、「今日は少しでもできたらいいな。」くらいの気持ちで始めてみてください。

最初は、

・折り紙の作品
・ガチャガチャ
・おまけ
・100円ショップのおもちゃ

など、お子さんも比較的選びやすいものから始めるのがおすすめです。

いきなり思い出のおもちゃから始めると、手が止まってしまいます。

今日やるカテゴリーだけを親がまとめておいて、

「どれを残したい?」

「何が好き?」

と聞いてみてください。

逆に、

「これはいらないよね?」

と言ってしまうと、それは親の片付けになってしまいます。

子どもの捨て活ではありません。

聞き方のポイントは、「どれを捨てる?」ではなく、「どれを残したい?」と聞くこと。

「捨てる」という言葉は、お子さんにとってマイナスのイメージになりやすいからです。

好きなものを選ぶ方が、前向きな気持ちで取り組めます。

この聞き方だけでも、お子さんの反応は変わってきます。

手放す=悪いことではない

「捨てる」という言葉を聞くと、お子さんは「モノに悪いことをしている」と感じてしまうことがあります。

そうすると、手放すこと自体が嫌になってしまうんですよね。

だから私は、まず「手放す方法」を教えてあげることが大切だと思っています。

① 手放す方法を知る

手放す方法は、捨てるだけではありません。

まだきれいなモノなら、寄付をしたり、リサイクルショップに持って行ったり、誰かに譲ることもできます。

「保育園のお友達が使ってくれたら嬉しいね。」

そんな話をしながら手放すと、お子さんも受け入れやすくなります。

② モノには役目があることを知る

モノは、全部をずっと持っておくことはできません。

買う。
使う=役目を果たす。
そして手放す。

ここまでがモノの役割です。

「自分の生活に役立ってくれてありがとう」

そんな気持ちで手放せるようになると、お子さんのモノへの向き合い方も変わってきます。

ちなみに、小学3年生の長女はパンツを手放すときに、

「私のプライベートゾーンを守ってくれてありがとう。」

と言って捨てていました(笑)。

思わず笑ってしまいましたが、「モノにも役目がある」という考え方が少しずつ伝わっているんだなと感じた出来事でした。

子どもは「片付ける意味」が分からない

親は、片付けることのメリットを知っています。

でも、子どもはまだ知りません。

だから、ただ

「片付けなさい!」

と言われても、なかなか動けないんですよね。

なので、例えば、

「ランドセルを置く場所をつくろう!」

「お気に入りのおもちゃをかっこよく並べよう!」

「ここで思いっきり遊べるようにしよう!」

そんなふうに、お子さんがワクワクする理由を伝えてあげるのもおすすめです!

あとは、

「ママ、お部屋がきれいだと嬉しいな。」

これも立派な理由です。

子どもって、意外と「ママが嬉しい」が嬉しかったりするんですよね。

探し物をしている時には、

「モノが多いと探し物って増えるんだよ。」

そんなふうに日常の中で少しずつ伝えていくのもいいと思います。

片付ける意味を知っている子と知らない子では、行動が大きく変わってきます。

夏休みだからこそできる親子時間

夏休みは、旅行やお出かけなどの体験に目が向きがちです。

でも、お子さんと一緒におもちゃを見直す時間も、かけがえのない体験になります。

おもちゃを前にして、

「これはなんで好きなの?」

「まだ遊びたい?」

「お気に入りはどれ?」

そんな会話をしながら、お子さんの気持ちに耳を傾けてみてください。

片付けのゴールは、部屋をきれいにすることだけではありません。

子どもの気持ちを知ること。

そして、自分で考え、自分で選ぶ力を育てること。

私は、それこそが子どもとのおもちゃの片付けで一番大切なことだと思っています。

子どもとの捨て活は、正直大変です。できればやりたくないのが本音(笑)

でも、「片付け」ではなく「子どもの生きる力を育てる時間」だと思うと、少し見え方が変わりませんか?

今年の夏休みは、お子さんと一緒に「選ぶ力」を育てる時間を、ぜひつくってみてください。

ゴリ講座でもおもちゃの捨て活について、やり方も親のマインド面も載せています。

知っているだけで、お子さんとの捨て活は大きく変わってきます。

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