子どもの忘れ物、届ける?届けない?我が家は「本人が困るなら届けない」が基準です

「ママ!ゴーグル忘れた!!」

夏休み。

長女が水泳の短期教室に通っていたときのことです。

保護者は2階の見学席。

プールサイドにいた娘が、必死にジェスチャーをしてきました。

「あっ、ゴーグル忘れたんだな。」

すぐに分かりました。

さて、このとき私が取った行動は……

ガン無視です。(笑)

「えっ、届けてあげないの?」

そう思う方もいるかもしれません。

届けません!(笑)

我が家には、一つだけ決めている基準があります。

我が家の基準は「誰が困るか」

子どもが忘れ物をしたとき、私が考えるのは一つです。

「誰が困るのか?」

もし困るのが本人が中心なら、届けません。

ゴーグルを忘れたら、水泳がやりづらい。

教科書を忘れたら、友達に見せてもらうかもしれない。

宿題を忘れたら、先生に注意されるかもしれない。

もちろん、多少周りの人の手を借りることはあるでしょう。

でも私は、

その程度の経験まで親が先回りして解決する必要はない

と考えています。

それは、

自分が忘れた結果だからです。

でも、何でも届けないわけではありません

ここで誤解してほしくないのですが、

私は何でも「自己責任!」と言っているわけではありません。

例えば、

・猛暑日に水筒を忘れた。

・大雨が降って来たけど傘を持っていない。(小雨は持っていかないw)

・提出期限が今日までの大切な書類。

・検尿。

こういった、

健康や安全に関わるもの。

周りへの影響が大きいもの。

忘れ物によって、誰かに大きな負担をかけてしまうもの。

こういう場合は届けます。

命や健康は、忘れ物の勉強代にしてはいけません。

だから私は、

「届ける」「届けない」を一律に決めているわけではなく、

本人が困ることが中心なのか。

健康や安全、周りへの影響が大きいのか。

その基準で判断しています。

バッグの中までは見ません

我が家では、

「持ち物、大丈夫?これ必要だったよね。」

「今日プールだよ。」

ここまでは声をかけます。

でも、

実際にバッグへ入れるのは娘です。

私はバッグの中までは確認しません。

なぜなら、

その責任まで私が背負う必要はないと思っているからです。

自分が使うものは、自分で準備する。

それも子どもの大切な役割です。

もし毎回、

「ゴーグル入れた?」

「タオルは?」

「水着は?」

と私が確認していたら、

確認するのは親の仕事になってしまいます。

それでは、

いつまでたっても自分で確認する習慣は身につきません。

困る経験は、悪いことじゃない

親になると、

子どもが困る姿を見るのはつらいですよね。

私だって、

「あ~届けてあげようかな。」

と思うことはあります(笑)

でも、一度困ると、

子どもはちゃんと学びます。

「ゴーグル明日は忘れないようにしよう」

と娘は前日に鞄に入れていました。

「忘れて恥ずかしかったな。迷惑をかけたな。」

その経験は、

親が何度注意するよりも心に残ります。

だから私は、

本人が困る経験は、本人の財産。

そう思っています。

そして、

親が代わりに困ってしまうと、その財産は手に入りません。

子どもの責任まで、親が背負わなくていい

子どもが忘れ物をすると、

「ちゃんと確認しなかった私が悪かった。」

そう思ってしまう親御さんもいるかもしれません。

でも、

子どもの責任まで親が背負う必要はありません。

子どもは成長とともに、

少しずつ自分でできることが増えていきます。

だから親も、

少しずつ責任を子どもへ渡していけばいいと思っています。

忘れ物をしないことが大切なのではなく、

忘れたらどうなるのか。

どうすれば次は忘れないのか。

それを自分で考えられるようになることのほうが、ずっと大切だと思っています。

「助ける」と「代わりにやる」は違う

私は子育てで、

「助ける」と「代わりにやる」は違うのかなと。

健康や安全に関わることは助ける。

でも、

本人が経験できる範囲の失敗まで親が先回りして解決してしまうと、

子どもは、

「困ったらママが何とかしてくれる。」

と思うようになるかもしれません。

だから私は、

子どもが自分でできることは、子どもに任せます。

ゴーグルを忘れたあの日。

娘は困ったと思います。

でも、その経験はきっと次につながります。

その線引きをしないと、

子どもが背負えるはずの責任まで、親が抱え続けることになります。

実は、この考え方は片付けも同じです。

子どもが脱いだ服を親が片付ける。

遊んだおもちゃを親が片付ける。

出しっぱなしのモノを親が元に戻す。

毎回親が先回りして片付けていたら、

子どもはいつ片付けを覚えるのでしょうか。

片付ける機会を失った子どもは、

片付ける力も育ちません。

だから私は、

忘れ物も片付けも、

子どもができることは、子どもに任せる。

もちろん、年齢に合ったサポートは別に必要です!

でも、

何でも親がやってあげることが優しさではありません。

子どもが自分でできることを、一つずつ増やしていくこと。

その積み重ねが、

忘れ物を減らす力にも、

片付ける力にも、

そして将来、自分で考えて行動できる力にもつながっていくと私は思っています。

私の講座ではお子さんの片づけも解説しています。

昨日講座生さんもお子さんの部屋を一緒に片付けたそうです!

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