「捨てられない」の正体は?半年で変わった講座生さんの片付け

「捨てたいのに、捨てられない」
片付けをしていると、そんなモノが出てくることがあります。
もう使っていない。なくても困らない。頭では分かっているのに、なぜか手放せない。
そんなとき、私は「思い出だから仕方ない」で終わらせず、
なぜ、自分はこれを捨てられないんだろう?
と、もう一歩考えてみてほしいと思っています。
先日、私の講座を受講してくださっている方から、とても嬉しいメッセージをいただきました。
講座を始めて約半年。
今回の片付けを見ていて「これはすごい変化だな!」と思ったポイントが2つあったので、ご紹介します。
①収納を買う前に「今あるモノ」と向き合えた
今回向き合ったのは、和室にあるウォークインクローゼットです。
なんと、2年くらいほとんど開けていなかったそうです。
中には、お子さんが赤ちゃんだった頃の洋服やおもちゃ、サイズアウトした服、自分の仕事着など、たくさんのモノが残っていました。
最初は和室を整えるためにホームセンターへ行き、収納用品を買おうとしたそうです。
でも、
「いや、買うのは今じゃない!」
と思って帰宅。
これ、私はめちゃくちゃ大きな変化だと思います。
片付かないと、私たちはつい「収納が足りない」と考えます。
収納がこの空間をなんとかしてくれるかも!って思うんですよね!
でも、収納を増やす前にやることは、
今持っているモノと向き合うことです。
新しい収納を買ってモノを収めるのではなく、まず今あるモノを見直してみる。
その結果、講座生さんはたくさんのモノを手放すことができたそうです。
②「なぜ捨てられないのか」を自分で理解できた
そして今回、私が一番すごいと思ったのがここです。
なぜ、今まで赤ちゃん時代の洋服やおもちゃを捨てられなかったのか。
ご本人がこんなことに気づいたそうです。
それらは「過去の自分の頑張りを可視化したモノ」だった。
0歳の頃からワンオペで育児をしてきた。
あの服を着せていた頃。
このおもちゃで遊んでいた頃。
モノを見ると、当時の子どもたちだけではなく、
あの頃、一生懸命子育てをしていた自分まで思い出す。
と書かれていました。
だから手放しにくかったんですね。
私はこれ、ものすごく分かるなと思いました!
「思い出のモノだから捨てられない」
もちろん、それもあります。
でも、その奥には、
「このモノを捨てたら、あの頃の自分の頑張りまでなくなってしまう気がする」
「これを残しておくことで、あの頃の自分が頑張った証を残しておきたい」
そんな気持ちが隠れていることもあるのだと思います。
私の場合は搾乳機が手放しづらかったです(笑)
ただの育児用品ではなく、あの頃の自分の努力を一緒に支えてくれた「相棒」みたいな存在だったんだと思います。
モノを捨てても、頑張った過去はなくならない
でも、服を手放しても、おもちゃを手放しても、あの頃頑張った事実はなくならないんですよね。
モノを持ち続けなくても、
毎日ご飯を食べさせたことも、眠れない夜を乗り越えたことも、子どもをここまで育ててきたことも、
全部、自分の中に残っています。
ママ達、目を閉じるとあの時のこと、思い出しますよね?!
だから、
「思い出だから捨てられない」
で止まってしまったときは、
「私は、このモノの何を手放したくないんだろう?」
と考えて、ちゃんと向き合ってみる。
すると、本当に残したいものは「モノ」ではなかったと気づくことがあります。
半年前は「捨てられない」。今は「潔くさよなら」
この方が講座に飛び込んでくださったのは約半年前。
今回、
「捨てられない」から「潔くさよならする」ことができるようになった
と話してくださいました。
私は、片付けってこれだと思っています。
たくさん捨てられるようになることがゴールではありません。
自分がなぜ持っているのか。
なぜ手放せないのか。
今の自分に本当に必要なのか。
それを自分で考えて、自分で決められるようになること。
実際、この方は今回、ご主人とのおそろいの懐かしいフリースを見つけて、
「あ〜甘酸っぱい思い出だわ〜、さよなら〜」
と手放したそうです(笑)
これ、いいですよね(笑)
思い出を否定しているわけではないんです。
「大切だった」と「今も持っておく」は別のことです。
大切だった過去をちゃんと認めた上で、今の自分には必要ないと判断して手放す。
これが、半年間で起きた大きな変化なんだと思います。
そして、モノが減ったことで収納が空き、ずっと気になっていたお子さんの着替えや登校準備の動線まで整ったそうです。
ビフォー

半分、扉が開かなかった…
アフター

ここからさらに整えていくとのことです✨
捨て活はモノを減らすことが目的ではありません。
今の自分、今の家族が暮らしやすい家に変えていく。
片付けって、そのためにやるものなんですよね。
そして、こうやって「なぜ手放すのか」を自分で納得して決められるようになると、手放した後の後悔も減っていきます。
「捨てたら後悔しそうで怖い」という方へ、講談社with class mamaのコラムで後悔しないための手放し方について詳しく書きました。
こちらもぜひご覧ください。

マインドが変われば手放せるようになります👇


