「私はこんなに大変」を捨てる|片付けられない人が「できない理由」を探してしまう原因

「私は大変」
「私はこんな環境だからできない」

何に対しても、こういう考え方になってしまう人っていませんか?

例えば、うちは娘が2人なのですが、

「女の子だからいいよね。男の子は大変だよ」
「うちは3人いるから大変」
「夫が協力してくれないから」
「田舎だから」
「家が狭いから」

などなど。

もちろん、本当に大変なことはあると思います。

子どもの人数も違えば、性格も違う。夫婦の関係も違うし、住んでいる場所も、家の広さも、仕事も違います。

みんな同じ環境ではありません。

でも、

「大変なこと」と「だから私はできない」は別の話です。

できない理由は、探せばいくらでも見つかる

片付けも同じです。

「時間がないから片付けられない」
「子どもが散らかすから」
「夫が捨ててくれないから」
「仕事が忙しいから」
「家が狭いから」

できない理由を探そうと思えば、いくらでも見つかります。

そして、その理由は嘘ではないんですよね。本当に忙しいのかもしれない。本当に夫が協力してくれないのかもしれない。

でも、それを100個並べたところで、部屋は1ミリも片付きません。

むしろ、「私は〇〇だからできない」と言い続けることで、自分が動かなくていい理由を自分で作ってしまうこともあります。

私だって、できない理由を探そうと思えばいくらでもあります。

「子どもがいるから」
「仕事があるから」
「時間がないから」

特にやりたくないことに対しては、できない理由なんて一瞬で出てきます(笑)

でも、子どもがいる生活も、仕事がある生活も、明日突然なくなるわけではありません。

「子どもがいるからできない」「仕事があるからできない」と言い続けていたら、いつできるんだろう?と思うんですね。

だから私は、

「この環境が変わったらやる」ではなく、「この環境のままで、どうしたらできる?」

と考えるようにしています。

「子どもが散らかすから片付かない」なら、どうする?

例えば、「子どもが散らかすから片付きません」という悩みもよくあります。

分かります。子どもは散らかします。

「片付けても片付けても、子どもが散らかすんです!」

これも事実だと思います。

でも、そこで「じゃあ、子どもが散らかさなくなるまで待つ?」となったら、いつになるか分かりません(笑)

子どもが散らかすこと自体は、すぐには変えられないかもしれません。

でも、戻しやすい仕組みにしてみる。子どものモノが増えすぎていないか見直してみる。まずは自分のモノから片付けてみる。

できることはあります。

大事なのは、

変えられないことと、変えられることを分けることです。

「子どもが散らかす」は、私にはコントロールできないです。

でも、「どんな仕組みにするか」「どれだけモノを持つか」「自分が今日何をするか」は、自分で選べます。

片付けに限らず、この考え方ってすごく大事だと思っています。

「それができればいいんですけどね」

以前、片付けについて質問されたことがありました。

私はその質問に対して、「こうしてみたらどうですか?」と自分なりに考えて答えました。

すると、

「でも私はこうで……」
「こういう環境だから……」

が続き……

そして最後に、

「それができればいいんですけどね」

と言われました(笑)

そのとき、「あれ?この人はどうしたいんだろう?」と思ったんですよね。

もしかしたら、解決策が欲しかったわけではなくて、「それは大変ですね」「その環境なら仕方ないですよ」と言ってほしかっただけなのかもしれません。

それなら、それでいいと思います。聞いてもらってスッキリする一時的な効果もありますので……。

ただ、本当に今を変えたいのであれば、

「できない理由」を確認し続けるだけでは、何も変わりませんよね。

変わりたいように見えて、本当は変わりたくない

たまにいらっしゃいます!

何かを変えようとしているように見えて、本当は変化を望んでいない人。

「片付けたい」と言いながら、できない理由を探して並べます。

アドバイスをもらっても、「でも」「だって」「私はこうだから」と、できない理由に戻っていきます。

今のままでいいなら、それも一つの選択だと思います。

でも、

変わりたいなら、どこかで今までとは違う選択をしなければいけません。

今と同じことを続けながら、未来だけ違うものにすることはできないんですよね。

今の自分は、これまでの選択の積み重ね

私は、今の自分は、これまで自分がしてきた選択の積み重ねだと思っています。

片付けようと思ったけど、今日はやらなかった。
手放そうと思ったけど、「いつか使うかも」と残した。
自分のモノを片付けるより、家族が片付けないことにイライラすることを選んだ。

そういう小さな選択が積み重なって、今があります。

でも、これは悪い話ではありません。

だって、

今日から違う選択をすれば、これからは変えられるということだからです。

昨日までできなかったとしても、今日5分だけやってみる。夫が片付けてくれなくても、自分のモノだけやってみる。家が狭いなら、収納を増やす前に一つ手放してみる。

自分では変えられないことではなく、

「じゃあ、今の私にできることは何だろう?」

と考えてみるんですね。

そこから、少しずつ現実は変わっていくと思います。

耳障りのいいアドバイスばかりはできない

質問されたことに答えたのに、その後まったく反応がないこともあります(笑)

きっと、その人が望んでいた答えを私が言わなかったんだと思います。

でも私は、耳障りのいいアドバイスばかりはできないんですね。

「大丈夫ですよ」
「仕方ないですよ」
「そのままでいいですよ」

と言ったほうが喜んでもらえることもあると思います。

その人が望む答えを想像して言うこともできます。

でも、本当に「変わりたい」と相談されたのであれば、その人が今できていない部分を客観的に見て、「ここを変えてみたら?」「こういう風に考えてみたら」と伝えるしかないと思っています。

もちろん、そのアドバイスを採用するかどうかは本人が決めればいいのです。

私自身は、自分とは違う視点をもらうことって、すごくありがたいことだと思っています。

アラフォーにもなると誰からも言われないですからw

自分一人で考えていたら、結局いつもの考え方に戻ってしまいます。

なので、耳障りのいいところだけを切り取るのではなく、「なんで私はこれを言われたんだろう?」と一度考えてみるといいですよね。

その上で、「いや、私は違うと思う」なら、それでもいいと思うんです。

大事なのは、誰かの言うことをそのまま聞くことではなく、違う視点を一度受け取って、自分で考えて、自分で選ぶこと。

そこから見えることもあると思います。

「私は大変」で終わるか、「じゃあどうする?」と考えるか

私は、大変なことを我慢しろと言いたいわけではないんですね。

大変なときは、「大変だーーー!」って言っていいと思います(笑)私も言います!

愚痴を言って、誰かに聞いてもらって、「あースッキリした!」それも必要ですよね。

ただ、

そこで終わるのか、そのあと「じゃあどうする?」と考えるのか。

ここで未来は変わってくると思います。

夫が協力してくれない。
じゃあ、夫を変えようとするのではなく、私にできることは何だろう?

子どもが散らかす。
じゃあ、散らかしても戻しやすい家にするにはどうしたらいい?

仕事が忙しい。
じゃあ、今の生活の中で5分だけ確保できるところはない?

家が狭い。
じゃあ、今あるモノの量はこの家に合っている?

「私は〇〇だからできない」で思考を止めず、「じゃあどうする?」まで考えてみましょう。

捨て活するのは、モノだけじゃない

「私はこんなに大変だから」
「私にはできないから」
「環境が悪いから」

そう言いたくなるときは、誰にでもあると思います。

私だってあります!

やりたくないことに対しては、言い訳が出やすいですね。逃げたいんだと思います(笑)

でも、それを言い続けても現実は変わらないんですね。

変えられないものに目を向け続けるより、

今の環境の中で、自分にできることは何か。

そこに目を向けたほうが、人生は少しずつ動き始めます。

捨て活するのは、モノだけじゃありません。

「私はこんなに大変だからできない」

そんな、自分を動けなくしている思考も手放してみましょう。

「私はこんなに大変」を捨てていくんです!

大変じゃないふりをする必要はありません。大変なら、大変でいい。

でも、

「大変だからできない」で終わらず、「大変だけど、じゃあ私はどうする?」と考える。

環境は今日すぐには変えられなくても、今日の自分の選択は変えられます。