片づけがいつも途中で終わる人に共通していること

「よし、今日は片づけるぞ!」

そう思って始めたはずなのに、夕方になっても終わっていない。

むしろ、朝より散らかっている気さえする。

収納からモノを全部出したものの、途中でキッチンが気になって移動。

キッチンを片づけていたら、今度は賞味期限切れの食品を発見。

「あ、冷蔵庫も整理したかったんだった」

そうこうしているうちに、最初に片づけていた場所はモノが出しっぱなし。

夕方になって、疲れ切って、

「今日一日何してたんだろう……」

そして最後は、

「やっぱり私、片づけ苦手だわ」

となる。

以前の私は、まさにこんな感じでした。

でも今、その時の自分を振り返ったり、

片づけについて発信したり、いろいろな方の相談を受けたりする中で思うことがあります。

片づけがいつも途中で終わってしまう人には、ある共通点があります。

「家を片づける」って、実はものすごく大きい

片づけの相談を受けていると、

「家をスッキリさせたいです」

「家全体を片づけたいです」

という話をよく聞きます。

もちろん最終的には、それでいいです!

でも、実際に片づけるときまで「家」という単位で考えてしまうと、一気に難しくなります。

だって、家って広いんです(泣)。

キッチンがあって、リビングがあって、洗面所があって、クローゼットがある。

さらにキッチンは冷蔵庫、食器棚、パントリーなどがあります。

家族で暮らしていれば、自分のモノだけではありません。

夫のモノ、子どものモノ、学校用品、おもちゃ、日用品、食品、思い出のモノ。

それを全部ひっくるめて、

「家を片づけよう」

としているんですね。

それは…終わらないですよね。

片づけられないのではなく、そもそも一度にやろうとしている範囲が大きすぎるのだと思います。

片づけは「部分」で攻めればいい

私は、家全体を一気に片づける必要はないと思っています。

むしろ片づけが苦手な人ほど、範囲は絶対小さくしましょう。

たとえば、

「今日はキッチンを片づける」

これでもまだ広いです。

「じゃあ食器棚をやろう」

まだ多いなら、さらに小さくします。

今日はコップだけ。

これでいいのです!

洗面所なら、洗面所全部じゃなくて引き出し一段。

クローゼットなら、持っている服全部じゃなくてTシャツだけ。

子どものおもちゃなら、おもちゃ全部ではなく、おままごとだけ。

「そんなちょっとでいいの?」

と思うかもしれません。

いいです!!大丈夫です!

むしろ、その「ちょっと」を終わらせることが大事です。

「全部中途半端」より「ここだけ終わった」

家中いろいろな場所に手をつけて、結局どこも終わらなかった。

これって、ものすごく疲れます。

一日頑張ったのに景色がほとんど変わらないから、達成感もありません。

それなら、

「今日はこの引き出しだけ終わった」

のほうがいいです。

家全体はまだ散らかっていたとしても、その引き出しを開けたら、

「おお、使いやすい」

と思える。

その小さな成功体験が、次の片づけにつながります。

今日はコップ。

次はお皿。

その次は保存容器。

そうやって一部分ずつ整えていけば、いつの間にか食器棚が終わります。

食器棚が終わったら、次の場所へ。

片づけって、本来こういう地味な作業の積み重ねなんですよね。

SNSでは「完成した家」ばかり見える

片づけのハードルが上がってしまう理由のひとつに、SNSもあると思います。

Instagramを開けば、スッキリしたリビングや、きれいに整った収納がたくさん出てきます。

私自身も片づけについて発信しているので、整った場所をお見せすることがあります。

でも、SNSで目にするのは基本的に「完成した景色」です。

その状態になるまでには、

引き出し一段を片づけたり、

いらないモノを少しずつ手放したり、

「ここじゃなかったな」と収納場所を変えてみたり。

ものすごく地味な作業があります。

でも、その途中経過はあまり見えません。

だから完成した家だけを見て、

「私も家中こうしなきゃ」

と思ってしまいます。

間取りも家族構成も全く違うのに…。

すると、片づけのスタート地点からゴールまでが、とんでもなく遠く感じます。

「まだここが片づいていない」を探さなくていい

片づけが苦手だった頃の私は、できていない場所ばかり見ていました。

せっかく一か所片づけても、

「でも、こっちはまだ汚い」

「クローゼットもやらなきゃ」

「子どものモノも全然終わってない」

と考えてしまうんですよね。

これでは、いつまでたっても「片づいた」という感覚になりません。

でも今は、

引き出し一段でも使いやすくなったなら、それでいいと思っています。

ゴミ袋ひとつ分の不用品を家から出したなら、その分だけ家は確実にスッキリしています。

昨日よりひとつでも使いやすい場所が増えたなら、ちゃんと前に進んでいます。

できていないところばかり見ずに、

今日できたところと見て、自分を褒めまくりましょう!!

家は「小さな場所」の集まり

「家を片づけなきゃ」

そう思うと、途方もない作業に感じます。

でも家をよく見てみると、

引き出しがあって、棚があって、収納ボックスがあって、クローゼットがある。

つまり、

家は、小さな場所の集まりです。

だったら、その小さな場所をひとつずつ片づけていけばいいのです!

最初から家全体を見ようとすると途方に暮れるので

今日やるのは、引き出し一段!

さらに、その中の半分とかでも大丈夫です。

今日はお弁当箱、今日はスプーンだけでもいいのです!!

大事なのは、あちこち手を広げることではなく、

小さく区切って、ひとつ終わらせること。

それをまず繰り返していきましょう。

片づけがいつも途中で止まってしまうなら、

「私は片づけが苦手だから」と決めつける前に、

一度にやろうとしている範囲が大きすぎないか?

を考えてみてください。

そして、今日一歩でも進めると嬉しいです!

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